コラム

【年代別】令和時代の飲食店の探し方は?【グルメサイト vs Googleマップ vs SNS】

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現役世代のほぼ全員がスマートフォンを所持し、SNSの利用者も増加し続けているこの令和の時代において、飲食店の探し方はどのように変化しているのでしょうか。

この記事では、リサーチ会社が提供する複数の調査結果を元に、年代別に変化する令和時代の飲食店探しの方法についてまとめました。

はじめに

「口コミコム」を運営する株式会社movが、2023年6月30日に世代別人口構成比に合わせた約1,000名を対象に実施したアンケート「お店検索・口コミに関する消費者向けアンケート調査レポート」の結果からまとめた結論は以下の通りです。

調査結果まとめ

  • お店を検索する際に最も使われるのはGoogle検索、次いでGoogleマップ
  • Z世代でもGoogle検索の影響大。SNSの割合も高い
  • 飲食店に限ると、Z世代ではGoogleマップが優勢
  • ただし30代以上ではグルメサイトの方が使われており、「グルメサイト離れ」はまだ起きていない
  • Z世代は、口コミを他の世代よりも参考にしている
引用元:株式会社mov ( https://academy.kutikomi.com/whitepapers/202306_reviewsurvey/ )

これが結論ですが、さらに詳しく見ていきましょう。

調査結果詳細

気になるデータを抜粋して紹介します。

Q. 【年代別】飲食店を探す際に何を使って調べる?

引用元:株式会社mov

年代ごとの利用率を順位付けすると以下の通りです。

年代1位2位3位4位
10代GoogleマップSNSグルメサイト知人からの紹介
20代GoogleマップグルメサイトSNS知人からの紹介
30代グルメサイトGoogleマップ知人からの紹介テレビ
40代グルメサイトGoogleマップ知人からの紹介テレビ
50代グルメサイトGoogleマップ知人からの紹介テレビ
60代グルメサイト知人からの紹介Googleマップテレビ
70代グルメサイト知人からの紹介Googleマップテレビ

10代〜20代の1位はGoogleマップでした。30代以上の1位はグルメサイトとのことで、20代以下と30代以上で価値観がだいぶ異なるようです。

ただ、GoogleマップはGoogleが提供するサービスですし、グルメサイトもGoogle検索経由でアクセスするものなので、ネット集客におけるGoogleの影響力はまだまだ大きいことがわかります。

そしてやはり、世代が若いほどSNSで情報収集している割合が高く、それに比例してグルメサイトの利用率が低いようです。

では、どのSNS媒体が飲食店探しに利用されているのでしょうか。

2023年2月にファンくる(株式会社ROI)が990名(男性:271名、女性:719名)を対象に実施した調査結果を参考に見てみます。

Q. SNSをきっかけに飲食店を知ったことはありますか?

ファンくる(株式会社ROI)調べ(https://www.fancrew.jp/

SNSの利用率は年代ごとに大きな差がありましたが、SNSを利用している場合はどの年代も同じくらいの比率で飲食店探しに役立てているようです。

さて、気になるのは次の結果です。

Q. どのSNSで飲食店で知りましたか?

ファンくる(株式会社ROI)調べ(https://www.fancrew.jp/

この調査結果によると、飲食店はInstagramで知る場合が多いようです。

飲食店側が集客に利用するSNSで一番多いのもInstagramなので、単純に投稿の母数が多いというのもありそうです。

あとは、投稿に写真が必須というInstagramの性質上、料理の共有という面で相性が良いのかもしれません。

続いて、「口コミ」に関しての調査でも興味深い結果がありました。

Q. 【年代別】口コミを普段から参考にしている人の割合は?

引用元:株式会社mov

10〜20代のZ世代のほうが、30代以上の人と比べて口コミを参考にしているようです。

口コミを読んでお店に行くかどうか、商品を買うかどうか、といった行動を変化させる人は7割にのぼるというデータで、この割合は今後も増えていくでしょう。

Q. 【年代別】口コミを普段から書いている人の割合は?

引用元:株式会社mov

口コミを書く割合も10代〜20代の若い世代の方が高くなっています。

【年代別】令和時代の飲食店の探し方:まとめ

  • どの世代も大半が「GoogleマップとGoogle検索(グルメサイト)」でお店探しをしているため、ネット集客にGoogleは欠かせない。
  • 若い年代ほどSNSでお店探しをする割合が高く、口コミの重要度も高い。
    この割合は今後も増えていくことが予想される。

よって、店舗側の集客戦略としては、「Instagramの活用」と「Googleマップで上位表示を狙う」という戦略が有効です。

Googleマップで上位表示を狙うためには、MEO対策(Map Engine Optimization)といってGoogleマップエンジンのアルゴリズムに有効な対策を打つ方法があります。

MEO対策の施策の一つとして、「Googleマイビジネスの情報にウェブサイトを紐づけている」というものがあります。

つまり、ウェブサイトがある方が集客が有利になります。

ショップスの運営チームにWeb制作のプロがおりますので、ホームページ制作やMEO対策、SNS運用など、ネット集客に関するご依頼を承っております。

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MEO対策に関しての詳しい情報は、後日別記事で紹介しようと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!